韓国Kリーグ“ラブドール”事件「歴代最高870万円制裁金」処分 「リーグの名誉失墜」
FCソウルに対して処分、無観客試合のなかラブドール配置で大問題へ発展
韓国KリーグのFCソウルが、無観客で行われた試合会場に置いた人形がラブドールと批判されていた問題に関して、20日に韓国プロサッカー連盟が賞罰委員会を開き、「Kリーグの名誉が失墜したと判断して制裁金1億ウォン(約870万円)の懲戒処分を下した」と、韓国放送局「MBC」が報じた。
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新型コロナウイルスの影響により開幕戦が延期されていたKリーグが再開に踏み切っていたなか、5月17日の1部リーグ第2節のFCソウル対光州FC戦で、観客席にアダルトグッズと思われるラブドールが配置されて問題となっていた。
記事では「韓国プロサッカー連盟は今日(20日)の午後に賞罰委員会を開いて、Kリーグの名誉を深刻に失墜させたと判断して制裁金1億ウォンの懲戒を下したと明らかにした。制裁金1億ウォンは、2016年に審判を買収しようとして、勝ち点9の削減に罰金1億ウォンの処分を受けた全北現代に続いて2回目で、歴代最高額となる」と記している。
サッカー連盟側は「業務処理に重大な過失があると判断」したという。FCソウルも同日「心配をおかけしたすべての方々に深くお詫びし、再発防止のために万全を期すようにしたい」と謝罪していた。
無観客試合を盛り上げようと配置したものだが、Kリーグの名誉を失墜させたと大きな問題へと発展している。
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