「本当につらい」 闘莉王氏、ブラジルの急速なコロナ感染拡大に悲痛「あっという間に…」
公式インスタグラムで地元の現状を報告 「陽性と診断された人は一気に5人に」
ブラジルは現在、新型コロナウイルスのパンデミックで27万人以上の感染者と、1万7000人以上の死者を出している。昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、現在住んでいるサンパウロ州の小さな町パルメイラ・ド・オエシチにおける感染拡大を、公式インスタグラムで悲痛に報告している。
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昨季限りでキャリアに終止符を打ち、生まれ故郷のパルメイラ・ド・オエシチに住む闘莉王氏。人口9000人の小さな町では、3日前に初の新型コロナウイルス感染者が出たことをインスタグラムで報告したが、事態は風雲急を告げている。
「本当にあっという間に、コロナは自分の町でも広がってしまった。2日前にパルメイラ・ド・オエシチで友達が初めて感染者になった。心配していたけれど、陽性と診断された人は一気に5人に」
闘将は感染拡大のスピードに驚きを隠せない様子。以前から現地のベッド数や、新型コロナウイルスに対応する医療面のインフラの乏しさを危惧していた闘莉王氏は、「街はどうなっていくのか。本当につらいけれど、みんな心1つに耐えるしかない」と悲痛な叫びを上げていた。
コロナ禍は深刻化の一途を辿るブラジル。現地時間19日に1日あたり過去最悪となる1179人の死者を出したばかり。里帰りした闘将は、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」をスタートさせ、日本のファンとの絆を温める一方で、苦悩の日々を過ごしているようだ。
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