攻守に奮闘のドルトムント香川に独メディア辛口 勝利に貢献もチーム最低評価タイ

ピッチ上で勝利への執念を見せたが…

 今節ハノーバー戦では、前半に2度エリア付近でファウルを受け、直接FKを獲得。MFロイスがいずれも直接狙い、1度目はクロスバー直撃、2本目はGKにキャッチされて得点にはならなかったが、チャンスを作り出した。

 後半も積極的にボールを呼び込み、チャンスメイクや2列目からゴール前に顔を出す動きを見せたが、直接得点に絡むことはできなかった。守備ではスライディングタックルによるファウルで今季2枚目のイエローカードを提示されたが、体を張った守備でチームに貢献。アディショナルタイムには1点リードを守り切るため、左サイドでロイスとの絶妙なコンビネーションを見せて、CKを3本連続で獲得するなど、勝利への執念も見せた。

 香川の奮闘は個人的な評価にはつながらなかったが、チームは2試合ぶりの勝利で、21試合を終えて勝ち点を48に伸ばした。首位バイエルン・ミュンヘンを追撃する上で、その差を暫定で5に縮めることに成功した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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