R・カルロス、レアル時代のロナウド”秘話”を明かす 「クラブの多くの人は…」

R・カルロスがレアル時代の盟友ロナウドについて言及
2000年代から2010年代にかけて、サッカー界のスーパースターといえばアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)であることは間違いないだろう。
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圧倒的なスキルと決定力を誇る3人だが、その10年前にストライカーとして活躍した元ブラジル代表FWロナウドを彼ら以上と話しているのが、元ブラジル代表DFロベルト・カルロスだ。
スペイン紙「マルカ」の取材に応じた“ロべカル”は、セレソンとレアル・マドリードでチームメートとしてプレーした盟友について「ロナウドは最高だったよ、メッシ、クリスティアーノ、ネイマールを並べたとしてもね」とし、このように話している。
「彼以外の別のフェノーメノ(怪物)は決していないよ。我々の時代にはゴールを決めるのがさらに難しかった。よりフィジカル的だったため、アタッカーは今より守られていなかったけど、ロナウドは決定的な場面すべてを自ら決行することができた」
バルセロナに所属した90年代後半には圧倒的なスピードで、パサーを務めたMFイバン・デラペーニャのスルーパスを受けて仕留める必殺の形を何度も発動。その後は度重なるヒザのケガを負いながらも、2000年代前半に“銀河系軍団”のレアルに加入した際はゴール前の動き出しとマーカーとGKの意図を読み切ったフィニッシュでゴールを陥れた。
ハードマークを浴びても得点を積み重ねたロナウドについてロベカルも「彼がレアルに加入したとき、どれほど素晴らしいかわかりきっていたけどクラブの多くの人はそうじゃなかったんだよね」と当時の”秘話”を明かしつつも「(本拠地サンチャゴ・ベルナベウに集う)8万人が彼に強く満足し、喜びと驚きにあふれたことをよく覚えているよ」とも語った。
ロベカルも超攻撃的サイドバックの先達となった存在だが、そんな彼にとっても“怪物”の衝撃は大きかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)