PSG、ハーランド争奪戦に参戦か レアルとの“バトル”勃発の可能性をスペイン紙報道
ムバッペの去就が不透明なPSGが“後継者”としてハーランドに熱視線
フランス王者のパリ・サンジェルマン(PSG)がドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得を目指し、レアル・マドリードとの争奪戦に乗り出すようだとスペイン紙「マルカ」が報じた。数年後の去就が不透明なフランス代表FWキリアン・ムバッペの後継者として、19歳のタレントに熱視線を送っているようだ。
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リーグ・アン王者とスペインの名門レアルによる新たなバトルが勃発しそうな気配だ。両クラブは昨夏にコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとフランス代表GKアルフォンス・アレオラとのトレード移籍させたほか、2016年にスペイン代表FWヘセ・ロドリゲス(レアル→PSG)の移籍が実現した実績がある一方で、ムバッペの獲得交渉ではPSGに軍配が上がった。
現在ではそのムバッペの引き抜きをレアルが画策しており、それに加えてハーランド獲得の噂も絶えない。そうしたなかでPSGも契約が残り2年を切ったムバッペの去就が不透明なことから、新たなストライカー獲得を計画。「ロス・ブランコス(レアルの愛称)がムバッペに興味を持っているのはもはや秘密ではない。パルク・デ・プランス(PSGの本拠地)の関係者は彼の将来がどこにあるのか心配し始めているかもしれない」という状況下で、PSGもハーランドの獲得に目を向けているという。
PSGはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディにも移籍の噂があり、大黒柱のブラジル代表FWネイマールもバルセロナ復帰が取り沙汰されている。主力の流出に備え、次世代のスターを求めてレアルとの争奪戦に挑む構えがあるようだ。
新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ戦の延期や中止により多くのクラブが財政的な打撃を受け、移籍市場にも大きな影響が及ぶと予想されている。世界が注目するハーランドを射止めるのは、一体どのクラブになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)