セリエA再開への議論を前に… 伊選手会長、“準備期間”の必要性主張「確保されるべき」

負傷防止などの観点から、4週間のトレーニングを経て再開することを求める
イタリア・セリエAでは来月からリーグ戦を再開できるかどうか今月28日にヴィンチェンツォ・スパダフォーラ大臣を交えた会議で決定するとされるが、選手会の会長を務める元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージ氏は負傷防止などの観点から4週間の準備期間が必要だと主張した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が同氏のコメントを報じている。
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セリエAは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月9日から中断しているが、イタリアではついにグループでのトレーニング再開の許可も下りた。あとはその状況も見ながら、28日には再開が可能かどうかの協議が行われるところまで進んでいる。
そのなかで再開日は6月13日または20日が現時点で有力だとされている。それについてトンマージ氏は、「リーグ戦の再開までには、少なくとも4週間のトレーニング期間が確保されるべきだ。再開のタイミングありきで議論をするべきではない。この4週間という時間を問題にする人は少ないのかもしれないが、試合に戻るためには必要だ」と話した。
隣国ドイツではブンデスリーガが再開したが、その初戦では通常の試合の平均値を超える負傷者を出したという報道もあった。プレーに対する不安を抱える選手もおり、助走期間としての4週間は、現役時代にローマやイタリア代表で活躍した人望の厚い選手会長の目には必要不可欠なものだと映っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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