南野、元相棒の韓国代表FWとリバプールで再会? 英紙が提言「ファンを唖然とさせた選手を…」
リバプールにザルツブルクFWファン・ヒチャンを推奨 「南野のような成長を視野に」
日本代表MF南野拓実は、今年1月にリバプールへと加入した。英メディアは「リバプールは今季初めにファンを唖然とさせた選手とのサインを検討すべきだ」と見出しを打ち、ザルツブルクで南野と同僚だった韓国代表FWファン・ヒチャンの獲得を進言している。
南野は今冬の移籍市場でリバプールに加入したが、新型コロナウイルスの感染拡大により、プレミアリーグは中断が決定。現在は6月12日の再開を目指してトレーニングを開始したものの、3クラブで新たな感染者が確認され、リーグ再開に向けての影響も懸念されている。
南野がリバプール移籍のチャンスを掴み取るきっかけとなったのは、ザルツブルクに在籍していた昨年10月2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節リバプール戦(3-4)だった。豪快なダイレクトボレー弾を含めた1ゴール1アシストの活躍で前大会王者を追い詰めた。
この一戦のパフォーマンスでファンの心を掴んだ南野だが、英地元紙「リバプール・エコー」は「リバプールは今季初めにファンを唖然とさせた選手とのサインを検討すべきだ」と見出しを打ち、同試合で強烈なインパクトを残したファン・ヒチャンの獲得を進言している。
0-3で迎えた前半39分、左サイドを突破したファン・ヒチャンは鋭い切り返しでオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを置き去りにし、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。世界最高と評されるセンターバックを粉砕した一撃は当時も話題を呼んでいた。
記事では、「南野は最小限のコストでアンフィールドに到着し、リバプールはいかに比較的低いリスクの契約を結ぶことのできるイノベーターなのかを証明した。そして次の移籍市場でクリエイティブな動きをするとしたら、その答えはファン・ヒチャンとなるかもしれない」と、南野がファン・ヒチャンとリバプールで再会する可能性を指摘している。
他クラブからも関心を集めるファン・ヒチャンだが、「リバプールにとっては、南野のような成長を視野に入れた、新たな低リスクの補強となるだろう」と、お買い得な移籍金で有望な若手を獲得する方針として、韓国人アタッカーは適任であると強調していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)