ミランの悪童バロテッリが先発復帰へ 本田と好連携を見せられるか
スタメンなら1月のイタリア杯以来 好調ニアングは出場微妙に
ACミランのイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、14日の本拠地ジェノア戦で1月26日のイタリア杯準々決勝アレッサンドリア戦以来の先発出場を果たす可能性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
バロテッリは今季リバプールから期限付き移籍で1年ぶりに復帰。素行不良や問題行動でキャリアの危機に立たされていたストライカーだが、”鬼軍曹”シニシャ・ミハイロビッチ監督の指導により練習などでプロ意識を示したが、股関節の故障で長期離脱を強いられていた。
3部のアレッサンドリアを相手にした先月26日のイタリア杯では先発に復帰。決勝PKを決める活躍を見せたが、コンディションは万全ではなかったため、その後もベンチスタートが続いている。
一方、リーグ戦3試合連続ゴール中のU-21フランス代表FWエムベイエ・ニアングは、股関節の痛みで一時離脱。12日の練習で合流したばかりだった。そのため、バロテッリがエースのコロンビア代表FWカルロス・バッカと2トップでテストされたという。
腰痛で前節ウディネーゼ戦を欠場したイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラも復帰予定。日本代表FW本田圭佑は定位置の右サイドハーフで、公式戦11試合連続で先発の見込みだ。15カ月以上、リーグ戦で得点から遠ざかっている本田は”悪童ストライカー”との連携によって、ゴールを奪うことができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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