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アーセナル経由で禁断の移籍実現か バルサがプレミアのアシストキング獲得浮上!
アーセナルとバルサ間の移籍も数々の因縁が
ドイツ代表でも司令塔として君臨するレフティーは2010年から4シーズン、バルサの宿敵であるレアル・マドリードに所属していたが、その移籍前には贔屓チームはバルサだと公言していたのは有名な話だ。バルサで要求される正確無比なパスとオフ・ザ・ボールの質の高さを持つエジルであれば、レアルからアーセナルを経てバルサに加入するという「禁断の移籍」も信憑性を帯びてくる。
2000年にバルサからレアルに移籍した元ポルトガル代表ルイス・フィーゴ氏は、サポーターの怒りを買って「ユダ」と呼ばれ、バルセロナ市内で経営していた日本食レストランが打ち壊しにあった。カンプ・ノウで行われたクラシコでは豚の頭がスタンドから投げつけられるなど、社会問題にも発展した。アーセナル経由なら、サポーターの怒りは半減するのだろうか。
一方、アーセナルとしてもこの移籍をやすやすと許したくない。過去に元フランス代表FWティエリ・アンリ氏、元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏、スペイン代表MFセスク・ファブレガス(現チェルシー)、現在バルサに所属するベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンら、主力を“強奪”されてきた過去がある。一方、チリ代表FWアレクシス・サンチェスはバルセロナからアーセナルに移籍後、プレミア屈指のスターとなった。
果たして、バルサは高い障壁を乗り越える条件を提示して、相思相愛のアシストキングを手に入れることができるのか――。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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