名将カペッロ、驚異の神童ハーランドに古巣レアル“以外”を推奨 「リバプールで…」
カペッロ氏は日本代表MF南野も所属するリバプール移籍を進言
レアル・マドリードは、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得を目指しているとされる。だが、かつてレアルで指揮を執ったイタリア人監督のファビオ・カペッロ氏は、選手として成長するためには別のクラブを選択するべきだとアドバイスを送った。スペイン紙「AS」が報じている。
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19歳のハーランドは、現在のサッカー界で最も将来が有望視されている若手の一人だ。冬の移籍市場でドイツへ渡ったばかりだが、すでにさらなるビッグクラブが関心を示している。
そのなかでもレアルは、2021年にベルギー代表MFエデン・アザール、フランス代表FWキリアン・ムバッペとの3トップを実現させようとしていると報じられてきた。現在、ハーランドの移籍解除条項が有効になるのは22年からであり、そのためクラブ間交渉は困難になると見られる。それでも、レアル側は交渉の成功に自信を見せていた。
だが、かつてレアルを率いてリーグ優勝に導いたカペッロ氏は、ハーランドの次の移籍先にふさわしいのは、スペインの首都ではなく、リバプールだと考えているようだ。衛星放送局「スカイ・イタリア」の取材に応じて、今季の公式戦34試合で41得点10アシストという数字を残しているハーランドにとっての「理想のクラブ」は、イングランドにあるユルゲン・クロップ監督が率いるクラブだと話した。
「リバプールで、ドイツ人監督の下でプレーすることで、さらにいい選手になることができるだろう」
ハーランドがリバプールに加入すれば、ザルツブルクでコンビを組んでいた日本代表MF南野拓実とも、再びコンビを組む可能性がある。カペッロ氏の勧め通りにリバプール移籍を選び、2人がイングランドの地で再会することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)