ヴァーディ、岡崎と並ぶレスター攻撃陣の核 技巧派レフティーが語るラニエリ采配の真髄

体格差のハンデを力にかえて

 そんなマフレズだが体重はわずか62kgとプレミアでは珍しいほどの華奢な体格。そんなアルジェリア人アタッカーが屈強なプレミアのハードマーカー相手にチャンスを次々と作り出している。体格差のハンデについて問われると、マフレズは誇りを持ってこう話している。

「人々は僕が痩せているから、選手として大成しないだろうと言っていたが、僕には才能がある。この体格で生まれてきたならハードワークするしかないし、それが僕にとって成長する方法だ」

 ラニエリ監督によって、その才能を大きく開花させたマフレズ。才能を信じてハードワークを続けたからこそ、今季の大活躍につながったことは想像に難くない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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