なぜマネキンが問題? 韓国Kリーグ、“不気味な女性人形”に疑惑&制裁金の可能性浮上
無観客のなかで行われた韓国Kリーグ、FCソウルが設置したマネキンに問い合わせ殺到
韓国Kリーグの第2節が17日に各地で行われ、無観客のなかで実施されたFCソウル対光州FCの一戦でスタンドに実物大の女性マネキンが置かれ、韓国内、そして海外でも波紋を呼んだ。韓国紙「スポーツ朝鮮」によれば、韓国プロサッカー連盟の規約違反で、制裁金が課される可能性があるという。
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Kリーグは2月末に開幕を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期。その後、無観客を条件に5月8日に開幕を迎え、17日の第2節ではFCソウルが光州FCに1-0と勝利した。無観客とあって、FCソウルは本拠地のスタンドに実物大の女性マネキンを配置して雰囲気を盛り上げたが、これが波紋を呼んでいる。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「FCソウルが、スタンドに不気味なプラスチック製の人形を配置」と写真を公開。「ファンの代わりにスタンドに実物大の女性の人形を置いて、みんなを怖がらせた。おぉ…これはゾッとする」と驚きを持って紹介していた。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「なぜマネキンが問題になっている?」との見出しで言及。ハーフタイム頃からオンラインを通じてファンの問い合わせが殺到し、人間にそっくりのマネキンだったことから、愛玩グッズではないかと疑惑の目が向けられたという。この騒動は瞬く間に世界中に広がっていった。
記事によれば、韓国プロサッカー連盟の規約には、「公序良俗に反する恐れがある広告は用いてはならない」とされており、マーケティング規定に基づいてクラブに500万ウォン(約43万5000円)以下の制裁金を科すことができると触れている。
FCソウルは試合後にブリーフィングの時間を設け、疑惑を否定したと伝えているが、果たして“マネキン騒動”はどのような結末を迎えるのだろうか。