元マンUナニ、名将ファーガソンの“沈黙の恐怖”を告白 「ロッカールームで殺された」
2010年8月のフルハム戦でPK失敗後、自宅まで送り届けることになり…
徐々にファーガソン監督から信頼を勝ち取っていったナニだが、2010年8月のフルハム戦では、指揮官を激怒させたという。2-2で引き分けた試合で、本来PKを蹴るはずだった元ウェールズ代表MFライアン・ギグスを押しのけてPKを蹴り、失敗したのだ。
「試合後、僕はファーガソン監督を車に乗せて家まで送ったんだけど、彼は一言も口をきいてくれなかった。ロッカールームでは、彼に殺されたね。『お前は自分を何様だと思っているんだ? 誰がPKを蹴っていいと言った!』と怒られたよ。次に被害にあったのはギグスだった。『ライアン、なぜ彼にPKを譲ったんだ!』と言ったら、『彼がボールを離さなかったから、私が譲ったんだ』と言っていたよ。あの日は、信じがたい日だったね。彼を家に送り届けるまでの間、僕は運転しながら居心地が悪くてたまらなかったよ」
2014年にユナイテッドを離れたナニは、トルコ、スペイン、イタリア、ポルトガルでプレーしたのち、現在はアメリカのオーランド・シティで活躍している。若かりし頃、サッカー史に残る名将の逆鱗に触れた経験があっただけに、その後のキャリアではどこへ移籍しても動じずにプレーできているのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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