「彼の足はクレイジー」 マンU黄金期DFが選出、C・ロナウドに次ぐ“最強の元同僚”は?

マンU時代のDFリオ・ファーディナンド氏【写真:Getty Images】
マンU時代のDFリオ・ファーディナンド氏【写真:Getty Images】

ファーディナンド氏がC・ロナウドとともにスコールズ氏を絶賛 「レーダーのよう」

 名門マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、ユナイテッド時代のチームメートの“トップ2”に、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)と元イングランド代表MFポール・スコールズ氏をピックアップした。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。

 ロナウドは2003年8月にポルトガルのスポルティングCPからユナイテッドに移籍。名将サー・アレックス・ファーガソン氏の下で成長を遂げた同選手は、09年夏にレアル・マドリードへ移籍するまでの6シーズンでプレミアリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回を経験。個人としても公式戦通算292試合で118ゴールを記録し、世界トップクラスの選手へと成長していった。

 一方のスコールズ氏は、1994年のトップデビューから2013年の現役引退までユナイテッド一筋を貫き、リーグ戦499試合出場107得点。1999年にはトレブル(三冠)も達成し、11回のリーグ優勝にも貢献した。

 ロナウドとは6年間、スコールズ氏とは11年間、ユナイテッドでチームメートだったファーディナンド氏は、自身の公式インスタグラムのライブ配信で「一緒にプレーしたなかでベストプレーヤーは誰か?」との質問に、こう答えている。

「クリスティアーノ・ロナウド。理由は誰の目にも明らかだろう。しかし、もう1人選ぶならポール・スコールズだ。クレイジーな選手だよ」

 さらに、ファーディナンド氏は「もし残りわずかなお金を、ピッチのどこからでもゴールを狙える選手に投じなければならないのなら、私が選ぶのは彼(スコールズ氏)だ」と続け、かつての同僚に「レーダーのよう。彼の足はクレイジーで、とんでもなくパスに長けた選手だった」と称賛の言葉を送った。

 黄金期のユナイテッドで12シーズンにわたってプレーしたファーディナンド氏。数々の名手と共闘したが、この2人の才能は別格だったようだ。

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