プレミアリーグ、“厳しい基準”とともにトレーニング再開へ 今後の“障壁”も英メディア指摘
自宅での着替え、自ら運転する車での通勤などの基準が設けられる
ドイツ・ブンデスリーガが16日に再開するなど、新型コロナウイルス禍のなかでもフットボールシーンが徐々に戻りつつある。そのなかで世界最大の視聴者数と人気を誇るイングランド・プレミアリーグも、いよいよ今週から各クラブのトレーニングが再開されることになると英公共放送「BBC」が報じている。
「BBC」によると、現地時間18日に行われるプレミアリーグ所属20クラブのミーティングにおいて、トレーニングと医療体制について議論する予定。そこで承認された場合、選手たちは翌19日から5人ずつのグループを作ってトレーニングを再開することになる。
トレーニング再開の際には選手やチームスタッフがソーシャルディスタンスのルールを守り、自宅で着替えを済ませ、自らトレーニング場まで車を運転するなどといった厳しい基準を守ることが条件になるという。
6月12日の再開を目指しているプレミアリーグには、いくつかの障壁が残っている。PCR検査こそ順調に進んでいるものの、ニューカッスルのDFダニー・ローズやワトフォードのFWトロイ・ディーニーのように、再開への懸念を表明する選手の声もある。また、中立地開催ではなく、それぞれの本拠地で試合を開催したいという各クラブの要望もあり、開催地に関する議論も継続していく模様だ。
6月上旬にはさらに大人数でのグループトレーニングに移行しようとするなかで、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングは「4~5週間」のトレーニングがシーズン再開までに必要になるとも語っているという。6月中旬のリーグ再開を目指し、サッカーの母国イングランドも徐々に動き出している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)