ザッケローニ前日本代表監督が日本での日々を10点満点と自己評価
恋しかったアドリア海
アルベルト・ザッケローニ前日本代表監督は、日本での4年間を振り返り、自ら10点満点の採点をつけた。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のセリエA開幕特集に登場したザックは、ブラジルワールドカップでは2敗1分けと結果を出せなかったが、4年間の日々に後悔する気持ちはない様子だ。
現在、激闘の日々から解放されたイタリア人指揮官は、生まれ故郷のチェゼナティコで英気を養っている。そして、こう語った。
「日本での経験は素晴らしかった。10点満点をつける。でも、この海が恋しかった。太平洋はアドリア海よりも冷たい」
青く穏やかな地中海を眺めながら、荒波にもまれた日本の太平洋を思い出し、その温度差を独特な言い回しで表現した。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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