元英国代表FW、感銘を受けたJリーガー3選手を絶賛 「彼はロールス・ロイスだ」
札幌FWジェイが日本サッカーのレベルに言及 「技術的に本当に質が高い」
J1北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイが、Jリーグ主催の助っ人座談会で日本サッカーのレベルに触れ、「技術的に本当に質が高い」と持論を展開した。その一方、Jリーグで感銘を受けた3選手を挙げ、「彼はピッチ上のロールス・ロイスのようだ」と、英国の超高級車にたとえて絶賛している。
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Jリーグ公式YouTubeチャンネルが1本の動画を公開。ジェイに加え、J1名古屋グランパスのオーストラリア代表GKミチェル・ランゲラック、J1柏レイソルのケニア代表FWオルンガによるオンライン座談会が行われ、多岐にわたるテーマについて意見を交換した。
そのなかで日本サッカーに話が及ぶと、かつてイングランド代表としてもプレーしたジェイは「(日本の選手は)技術的に本当に質が高い」と指摘。「プレミアリーグには平均以下の選手がいる。彼らがすることは、走り回って、人を蹴ることだけだ」と冗談交じりに語っている。
「それが正直なところなんだ。日本のほとんどのプレイヤーは素晴らしいテクニックを持っているし、ゲームをよく理解している。僕はJ2とJ1の両方でプレーした。両者の違いはそこまで大きくない。プレミアリーグ(1部)とチャンピオンシップ(2部)の違いはとてつもない大きい」
ジェイは2015年、当時J2のジュビロ磐田に加入し、32試合20ゴールで得点王を獲得してJ1昇格に貢献。2017年から札幌に籍を移して今季で在籍4シーズン目を迎えている。そんなジェイが強く印象に残ったJリーガーとして3人の名前を挙げた。
「初めて来た時、ディエゴ・フォルランと対戦した。彼はイギリスでプレーしていたので、彼がどんな人物で、どんな動きをするのか知りたかった。彼に感銘を受けたよ」
真っ先に名前を挙げたのは、セレッソ大阪に在籍していた元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランだ。かつてマンチェスター・ユナイテッドに在籍し、ビジャ・レアルやアトレティコ・マドリードなどで活躍。C大阪では2014年から1年半プレーしていたなか、ワールドカップ得点王にも輝いたストライカーの動きが強く印象に残ったようだ。