ブンデス再開初日に負傷者続出 6試合で8人と海外紙指摘…急ピッチでの準備が災いか
1得点1アシストのベルギー代表MFアザールら8選手が負傷の憂き目に…
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間16日、新型コロナウイルスによって中断したサッカー界において、ヨーロッパ主要リーグの中でいち早く再開した。コロナ禍における様々な感染予防対策などが話題となる一方で、一つの懸念と見られていた“選手の負傷”について、この日開催された6試合で8人が負傷の憂き目にあったとスペイン紙「AS」が報じている。
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この日、最も早い離脱はドルトムント対シャルケの“レヴィア・ダービー”で発生した。それもキックオフ前だ。アメリカ代表の新鋭MFジオバンニ・レイナが試合前のアップで負傷。結局、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクのピッチには立てなかった。
試合自体はノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの技ありの一撃やポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロの2得点によってドルトムントが4-0で大勝したものの、1得点1アシストをマークしたベルギー代表MFトルガン・アザールも膝に違和感を覚えたとして途中交代。対戦相手のシャルケもフランス人DFジャン=クレール・トディボが足首を痛めた素振りを見せ、前半のみでの交代となっている。
ブンデス全体を見てもドイツ代表MFセバスティアン・ルディ、トーゴ代表FWイーラス・ベブ(ともにホッフェンハイム)、元ノルウェー代表MFペア・シリアン・シェルブレット(ヘルタ・ベルリン)、アルバニア代表MFクラウス・ギアスラ(パーダーボルン)、元U-20フランス代表FWマルクス・テュラム(ボルシアMG)がなんらかの負傷による交代を強いられたと同紙は指摘。新型コロナウイルス感染拡大以前との比較はないとはいえ、再開決定から急ピッチでの公式戦再開による影響も否定できない。