元アーセナル監督、10番エジルの態度を批判 「誰も彼のキャプテンを望んでいなかった」
今季出場機会を失うも、戦術面以上にエジルの態度が影響と明かす
アーセナル元指揮官のウナイ・エメリ氏が、教え子だった元ドイツ代表MFメスト・エジルの振る舞いや責任について批判した。英紙「ガーディアン」でアーセナル時代のことを振り返っている。
エメリ氏は2018-19シーズンからアーセナルを率いたものの、昨年11月29日に成績不振から解任。約1年半でロンドンを去った。
エメリ氏は戦術的な理由から背番号10のエジルをスタメンから外すことも多く、両者の対立も報じられていた。今季のプレミアリーグでは開幕から10試合でわずか1試合の出場にとどまっていた。「エジルを助けようとした」というエメリ氏は、パフォーマンスよりもその振る舞いや責任感に問題があったと主張している。
「私はエジルとたくさん話したよ。彼は自己批判をする必要があったし、振る舞いや責任についても分析しなければいけない。私は全力でエジルを助けようとした。私はキャリアを通して、才能ある選手たちが私と一緒に最高レベルに到達してきた。私は常にポジティブで、彼がプレーすることを望んでいた」
エメリ氏はエジルに対してチームリーダーとしての資質を求めたが、それが果たされなかったようだ。エジルがキャプテンに選ばれなかったのもそのためだと語っている。
「プレシーズンには、エジルにベストを取り戻す手助けをしたいと話した。私は高いレベルでの参加とドレッシングルームでのコミットメントを求めていた。私は彼をリスペクトしていたし、彼なら助けられると思っていた。彼はキャプテンになることもできたが、ドレッシングルーム内では誰もそれを望んでいなかった。それは私が決めたことではなく、選手たちで決めたことだ。キャプテンはクラブや監督、チームメイトを守り続けなければならない存在なんだ」
エメリ氏はエジルがよりチームに貢献することを期待していたものの、エジルの態度が改善されることはなかったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)