“ラスト・サムライ”長谷部の「トップ5レスキュー」に海外注目 「スピードは必要ないと証明」
フランクフルトで見せた間一髪でのクリアをクラブ公式が紹介
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、近年はリベロとしてチームの守備を支えてきた。現地時間16日にはリーグ再開初戦のボルシアMG戦を控えるなか、クラブ公式YouTubeチャンネルは「長谷部のトップ5レスキュー」と題して、過去にチームを救った瞬間に脚光を当てている。
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長谷部は今季でドイツ13年目を迎え、ここまでリーグ戦16試合に出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)でも12試合に出場し、ラウンド16進出を果たしたチームを支えている。
リーグ戦、ELともに新型コロナウイルスの影響で長く中断となっていたが、16日にはブンデスリーガがついに再開を迎える。フランクフルトはボルシアMGとのホーム戦となり、長谷部が先発出場する可能性も報じられてきた。
そんななか、フランクフルト公式YouTubeチャンネルは「最終局面の救世主:長谷部のトップ5レスキュー任務」とのタイトルで、1本の動画を投稿。フランクフルト在籍中に見せた、チームの危機を救うクリアの数々を振り返っている。
この動画にサッカー専門サイト「Onefootball」ドイツ語版は注目。「ラスト・サムライ:長谷部のベストレスキュー任務」と見出しを打ち、「フランクフルトによってまとめられた5つのシーンには一見の価値がある。長谷部は頭脳さえあればスピードは必要ないことを証明している」と紹介したうえで、次のように伝えている。
「今になって振り返ると、6年前にマコト・ハセベがフランクフルトに加入したのは、両者にとって幸運な出来事だった。36歳の日本人は、今もなお国際的にトップレベルの舞台で戦えることを示している」
ドイツの地で戦い続け、確固たる地位を築いてきた長谷部。磨き上げられた危機察知能力は、チームの財産となっている。
フランクフルト公式YouTubeチャンネルが紹介した「トップ5レスキュー」は以下の通り。
1位 バイエルン・ミュンヘン戦(2017年3月11日)
2位 チェルシー戦(2019年5月9日)
3位 バイエルン・ミュンヘン戦(2018年5月19日)
4位 ドルトムント戦(2017年10月21日)
5位 ヴォルフスブルク戦(2019年4月30日)