リーガ、“特別プラン”準備で再開時の感染リスク対策 チャーター機も手配とスペイン紙報道
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リーグ側がチャーター機の費用を負担し、アウェー遠征の不安の軽減へ
今週末にドイツ・ブンデスリーガが開催されるなど、欧州各国のサッカーは新型コロナウイルス禍にあっても再開に向けての動きを見せている。そのなかでスペイン紙「マルカ」によると、リーガ・エスパニョーラも特別なプランを設けてリーグ再開に動いているようだ。
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スペインは現在、ペドロ・サンチェス首相が示した段階的な社会活動の制限緩和の「フェーズ0」の状況にあり、リーガ各クラブは個別トレーニングを始めたものの、「フェーズ0」の継続によって18日から予定されていた集団トレーニングのセッションへと移行することが難しくなっていると見られている。
ただ、リーガ側は6月12日ないし19日を再開日に設定しようとしており、ハビエル・テバス会長は各クラブ代表と会合の場を持ち、様々な施策を説明。それは懸念される感染リスクへの対策であり、アウェー遠征などの移動における不安を解消するため、全チームがチャーター便で移動できるように手配しているという。
各クラブによって財政面の差が大きいため、この“チャーター機”案を実現するためにはリーガ側が経済的な責任を全て負うのだという。そして、できる限り試合日に移動を行い、そして72時間ごと、つまりは3日に1試合をこなしていくというペースになる予定だ。
また、選手たちは試合の48時間前に新型コロナウイルスの検査に陰性であることを確認する必要があり、徹底した管理をしていく予定だともしている。夏場にかけての過密日程という懸念もあるなかで、リーガ側はどれだけ選手の体調を管理してリーグを進めることができるか、注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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