「頭にきた」 ユナイテッドOB、テベスへの怒り告白 「失望した」出来事は?
ユナイテッドで活躍したネビル氏、共闘した元アルゼンチン代表FWテベスに言及
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、同クラブで共闘した元アルゼンチン代表FWにカルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)の振る舞いに対して怒り心頭だった過去を明かした。英紙「メトロ」が伝えている。
2007年に強豪マンチェスター・ユナイテッドへの2年間の期限付き移籍を果たしたテベスは、リーグ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験した。ユナイテッドは09年に5年の契約延長を提示したが、同選手はこれを断り、宿敵マンチェスター・シティへの移籍を決断。44年振りとなるリーグ制覇に貢献した。
ネビル氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」で当時を振り返り、同じマンチェスターのライバルであるシティへ移籍したことよりも、退団前のテベスのプロフェッショナリズム欠如に腹を立てたと語っている。
「選手がクラブを去ることは問題じゃない。デビット・ベッカムもクラブを去ったし、クリスティアーノ・ロナウドもルート・ファン・ニステルローイ、素晴らしい選手たちが退団していった。しかし、クラブの去り方、所属している間の振る舞い方というのがあるだろう。
テベスについて頭にきたのは、彼が2シーズン目に仕事を放棄していたことだ。マッサージベッドに座るところから始まり、トレーニングには遅れ、時間を無駄にする。クラブに所属しているのに、私は我慢ならなかったよ。特にあの当時、私はマンチェスター・ユナイテッドに夢中で、毎日ユナイテッドのこと以外考えていなかった。プロとして、彼が正しい振る舞いをしなかったことに失望したよ」
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