ローマ「21世紀ベスト11」、伊メディア選考に優勝監督カペッロが異論「私なら…」
中盤では元ブラジル代表MFを推薦、「偉大なのにW杯優勝メンバーになっていない」
中盤では、ピアニッチについて「私ならエメルソンを選びたい」と自身が率いた優勝チームの元ブラジル代表MFを推薦。しかし、2002年の日韓ワールドカップを前に練習後の“お遊び”の一環でGKを務めて負傷離脱した件に「偉大なMFなのにも関わらず、02年W杯の優勝メンバーになっていない。代表チームで起きたそれはローマでもやろうとしていた。時に私にも一緒にやろうと話したこともあり、たしなめた。練習中に他の選手が煽るようなこともあり、それについて怒ったこともある」と残念な思いがあることを話した。
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また、デ・ロッシに関しては「私が率いているローマに(元オランダ代表MF)エドガー・ダービッツが欲しかった。ユベントスに交渉を持ちかけたら、代わりにデ・ロッシをくれと言われた。私はノーと断り、その後にデビューの機会を与えた」と言及。当時、全盛期でありトップクラスのダイナモとのトレード要員に指名されたエピソードを明かしている。
そして前線には異論がないとしたうえで、トッティについて「よく私は『なぜトッティではなくモンテッラをいつも交代させるのか』と聞かれた。当時は答えなかったが、今なら話せる。それは、トッティは試合の流れと関係なく最後の1分であっても何かを起こす可能性のある選手だったからだ」と、当時に批判を浴びた交代策への真相を明かした。