本田圭佑の無回転FK弾、元Jリーガーのループ弾 世界衝撃の「W杯長距離ゴール」脚光
2010年W杯で生まれた「二つのゴールに」に注目、元神戸FWビジャの一撃も選出
歴代のワールドカップ(W杯)では数々のゴールが生まれたなか、データ分析会社「オプタ」は元日本代表MF本田圭佑と元スペイン代表FWダビド・ビジャのゴールを取り上げ、世界に衝撃を与えた二つのゴールに触れている。
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データ分析会社「オプタ」は、公式ツイッターで2010年の南アフリカW杯を回想。そのなかで「1966年のワールドカップ以来、二つの長距離ゴールは2010年大会で達成された」と記し、次のように続けている。
「本田圭佑がデンマーク戦(45ヤード/約41メートル)で直接FKを叩き込み、その翌日にダビド・ビジャがチリ戦(46ヤード/約42メートル)でゴールした」
本田の一撃は2010年6月24日のグループリーグ第3戦デンマーク戦(3-1)で生まれた。0-0で迎えた前半17分、敵陣右サイドで獲得したFKで本田がキッカーを担当。左足を思い切り良く振り抜くと、無回転のボールが壁を超えてゴール左隅へ。一瞬逆を突かれた相手GKトーマス・セーレンセンがすぐさま反応するも間に合わず、鮮やかにネットを揺らしている。異質な弾道の無回転FKは、当時大きなセンセーションを巻き起こした。
また2010年大会で得点王に輝いたビジャもインパクトを残している。昨季までJ1ヴィッセル神戸でプレーしていたビジャは、同月25日のグループリーグ第3戦チリ戦(2-1)の前半24分に魅せた。相手GKクラウディオ・ブラーボが飛び出して対応し、そのこぼれ球に反応したビジャは、鮮やかなループシュートを放って無人のゴールに流し込んだ。
日本は初のベスト16、スペインは初のW杯優勝と躍進したなか、W杯史に刻まれた両ゴールはいつまでも語り継がれそうだ。