アウクスブルク監督、再開初戦でベンチ入り禁止 歯磨き粉購入のため外出し検疫規則に違反

アウクスブルクのハイコ・ヘルリッヒ監督【写真:Getty Images】
アウクスブルクのハイコ・ヘルリッヒ監督【写真:Getty Images】

ハイコ・ヘルリッヒ監督が新型コロナウイルスの検疫規則に違反

 ドイツ1部アウクスブルクを率いるハイコ・ヘルリッヒ監督が新型コロナウイルスの検疫規則に違反したとして、今週末から再開するブンデスリーガのベンチ入り禁止となった。伝えられているところによれば、歯磨き粉を購入するために外出したことが問題となったという。

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 ブンデスリーガは3月13日から2カ月間にわたって中断。オランダやフランスではリーグ戦の中止が決定したが、ドイツでは無観客試合による再開を決断した。16日から順次試合が行われる予定となっている。

 ドイツでは再開に向けて選手やスタッフの定期的な検査や、試合前7日間はホテルで隔離生活を送ることなどが義務付けられるなど厳重な感染対策が取られている。そうしたなかでヘルリッヒ監督は現地時間14日に行われたビデオ会見で、歯磨き粉を買うためにホテルから外出したことを明かし、検疫規則の違反が発覚した。

 アウクスブルクは、公式サイトで規則違反のヘルリッヒ監督が15日の練習を指揮することもなく、再開初戦となる16日のヴォルフスブルク戦でもベンチ入り禁止となったことを発表した。

 指揮官は公式サイトを通じて「ホテルを出た時もそうでない時も衛生面での対策は全て行ってきたが、自分のしたことをもとに戻すことはできない。このような状況で、私はチームや一般の方々の模範になることができなかった」とコメントを出している。

 アウクスブルクは中断時点で18チーム中14位につけている。ヘルリッヒ監督は中断直前の3月9日にマルティン・シュミット前監督の後任として就任したばかりで、これがアウクスブルクでの初陣となるはずだった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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