「永遠に別格」 イブラヒモビッチ、PSG時代の驚愕ミドルに再脚光「凄まじい一撃」
2013年のアンデルレヒト戦で決めたミドルシュートをCL公式が紹介
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、そのキャリアの中で数々の“ゴラッソ”を生み出してきた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式SNSは、そのうちの一つに注目。7年前のゴールに「凄まじい一撃」と脚光を当てている。
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イブラヒモビッチは母国スウェーデンのマルメでデビューし、オランダの名門アヤックスに移籍。国内リーグとCLで存在感を発揮すると、2004年にはユベントスに引き抜かれる。そこからインテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッドと名門を渡り歩き、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーを経て今季途中からミランに復帰している。
センターフォワードとしてのあらゆる能力を兼ね備え、さらには他の選手では実現不可能にも思えるアクロバティックなゴールを多く決めてきたイブラヒモビッチ。そのなかでも衝撃的なゴールを、CL公式ツイッターは「ズラタン・イブラヒモビッチが2013年に決めた凄まじい一撃」と綴って動画で紹介している。
2013-14シーズンのCLグループステージ、アンデルレヒト戦の前半36分だった。PSGは左サイドからクロスを上げると、これをDFがヘディングでクリア。こぼれ球に反応したのが、すでに2得点を挙げていたイブラヒモビッチだ。ゴールから約30メートルの位置でボールにアプローチすると、迷うことなく右足を振り抜く。弾丸のような驚愕のミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、イブラヒモビッチはハットトリックを達成した。
まさに規格外の一撃に、返信欄では「なんてシュートだ」「ズラタンはこの世に1人だけ」「すご過ぎる」「ほとんどの選手はシュートの選択肢すら持たない」「永遠に別格」「観客は称えるしかない」と称賛が殺到していた。なお、イブラヒモビッチはこの試合では結果的に4得点を記録し、チームも5-0の圧勝を収めている。
ミランに復帰したものの、来季の去就は不透明な状況となっているイブラヒモビッチ。今もなお健在なことを示し続ける38歳のストライカーは、どのような道を選ぶのだろうか。