「ローマは日本人が好きだが…」 冨安の“3倍急騰”を現地指摘「29億円まで跳ね上がった」
冨安はローマ移籍が浮上も…市場価格急騰で「獲得に動くことはないだろう」
今季ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は、セリエA初挑戦のシーズンに主力の座を勝ち取り、継続的に好パフォーマンスを見せている。名門ローマへの移籍が取り沙汰されているなか、イタリアメディアは「ローマは日本人が好きだが、獲得に動くことはないだろう」と伝えている。
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2019年夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャに加入した冨安は、右サイドバック(SB)としてレギュラーの座を確保。現在は新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグ中断となっているが、今季ここまでリーグ戦20試合に出場し、安定感のあるパフォーマンスで信頼を獲得している。
そんななか、冨安にはローマ移籍の噂が浮上。名門クラブへのステップアップの可能性が伝えられているが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「冨安は2500万ユーロ(約29億円)まで跳ね上がったが、ボローニャはなんとしてでも慰留したい」と見出しを打って取り上げている。
昨夏に800万ユーロ(約9億2000万円)でボローニャに加入した冨安だが、現在は約3倍もの市場価格となっているため、「ローマは日本人が好きだが、獲得に動くことはないだろう」と、現状の価格ではローマにとって引き抜くことは難しいだろうと同紙は指摘した。
冨安はセリエA初挑戦で目覚ましいパフォーマンスを披露しているが、新型コロナウイルスによるリーグ中断などでサッカー界の受けた経済的ダメージは大きく、各クラブも利益の減少が懸念される。冨安の市場価値急騰は、ステップアップの障害となるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)