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日本代表10番・中島翔哉、「最も印象的な瞬間」に“ヒザ弾”を選出 「もっと美しく…」
19年夏にポルト加入の中島、ポルトガル杯で流し込んだ移籍後初ゴールに言及
ポルトガル1部ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、今季ここまで公式戦28試合1ゴールの結果を残しているなか、「今季最も印象的な瞬間」として自身の“ヒザ弾”を挙げて「もっと美しく決められれば良かった」と振り返っている。ポルトガル紙「O jogo」などが報じている。
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現在25歳の中島は19年夏にアル・ドゥハイル(カタール)からポルトに移籍し、背番号10を与えられた。熾烈なポジション争いのなかで出番が限られたなか、徐々に出場機会を増やし、リーグ戦では16試合に出場している。
ポルト専門誌「Dragoes」のインタビューに応じた中島は、セルジオ・コンセイソン監督との関係性について「監督からは多くのことを学んでいます。すでに様々な点で成長を実感できていますが、さらに向上するためにどうするべきかも分かっています」と信頼を寄せている。
「このクラブの一員としてプレーできることを嬉しく思う」と語る中島は、「今季最も印象的だった瞬間」について言及。「サンタ・クララ戦で決めた初ゴールの場面ですね。ボールに触れるだけでしたが、もっと美しく決められれば良かった」と移籍後初ゴールを挙げ、笑顔を見せたという。
19年12月19日のポルトガル杯5回戦のサンタ・クララ戦(1-0)で中島は先発出場。豪雨による劣悪なピッチ状況のなかで迎えた前半29分、ポルトが右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、中島がタイミング良くゴール前のスペースに入り込む。予想外のバウンドに意表を突かれるも、体全体を投げ出しながら、最後は膝付近で押し込む形で決勝ゴールを奪った。
日本代表でも10番を背負う中島は、ポルトで研鑽を積みながら成長を実感しており、さらなる活躍に期待が懸かる。