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元英代表MF、“ジェラードorランパード論争”に持論展開 「全く別の選手だ」
スコールズがポッドキャスト番組で言及 「正直言って、この話は聞き飽きたよ」
元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が、かつてのイングランド代表における一大トピックだったスティーブン・ジェラードとフランク・ランパードの比較について持論を展開した。
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現在スコットランドのレンジャーズを率いるジェラード監督と、チェルシーを率いるランパード監督。2人は現役時代、長くイングランドを代表するMFとして2000年代から2010年代にかけて活躍した。
しかし、代表チームにおいては中盤センターでポジションが重なり、ともに攻撃的なキャラクターを持つことから「どちらが優れた選手なのか」という論争が頻繁に起きていた。
現役時代はマンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いたスコールズ氏は、英公共放送「BBC」のポッドキャスト番組「Savage Social」に出演。自身も含めた3人の中で最も優れていた選手について問われると、「当然スティービーG(ジェラード)とランパードだ」と回答。そのうえで両者の比較に意味はなく、全く異なった選手であるとしてそれぞれの良さについて主張した。
「正直言って、この話は聞き飽きたよ。どうでもいいことなんだ。人それぞれの意見がある。
彼らは2人ともアメージングな選手。全く別の選手だ。
フランクはあのポジション(中盤センター)でよくやっていた。彼は自分のやりたいことをやらせてもらえるチームにいた。彼は(元チェルシーのクロード・)マケレレと一緒にいることを許されていた。おそらく、これまでいたMFの中で最もゴールを決めるMFだっただろう。
スティーブンはピッチ上で何でもできた。彼は速く、強く、そしてフィジカルもあったし、自らゴールを決めることも、アシストすることもできた。
守備は彼の強みにはなかったが、それは我々に求められる強みではなかったと思う」
ジェラードはプレミアリーグ優勝の経験こそなかったが、2004-05シーズンにはイスタンブールの奇跡とも呼ばれたACミランとの決勝を制してUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを獲得。さらにイングランド代表としては歴代4位の114キャップを記録した。
そしてランパードは代表キャップ106とジェラードには及ばなかったものの、チェルシーではクラブ歴代最多の211得点を記録。さらにプレミアリーグ3度、FAカップ4度、リーグカップ2度、CLとUEFAヨーロッパリーグを1度ずつ制するなど、クラブレベルでよりインパクトのある成功を収めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)