ドイツ英雄、ハーランドのレアル移籍に持論を展開 「ベンゼマとの競争になり…」
ドイツの英雄マテウス氏がドルトムントで活躍するハーランドについて言及
ドイツサッカー界のレジェンド、ローター・マテウス氏が噂されるドルトムントFWアーリング・ブラウト・ハーランドのレアル・マドリード移籍は時期尚早と指摘。あと数年はドルトムントでプレーすべきと進言した。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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19歳のノルウェー代表ストライカーはオーストリアのザルツブルクでの活躍が認められ、今年1月にドルトムントへ移籍。ザルツブルクで22試合28得点、ドルトムントで11試合12得点とゴールを量産し、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断した時点ですでに年間40得点に到達していた。
決定力抜群のハーランドにはレアル・マドリード移籍の噂が絶えず報じられている。しかし、ドイツサッカー界の重鎮マテウス氏はスペインテレビ「Movistar」に対し、焦ってメガクラブへ行くのは得策ではないのではと持論を展開。フランス代表FWカリム・ベンゼマとのポジション争いではバックアッパーにとどまってしまうのではと指摘している。
「ハーランドはレアル・マドリードにもうまくフィットできるだろうが、まだ若く、プレーする機会が必要だ。彼はまだ19歳で、今すぐにマドリードに行くべきではない。そこではベンゼマとの競争になり、ビッグマッチではプレーできないだろう」
マテウス氏は今後のハーランドの今後について「ドルトムントで数年、それからレアル・マドリードへ行く。そのほうが彼のキャリアにとってもいいと思う」とドイツで実績を積むべきとアドバイスを送った。
急激な速さでスターダムの階段を駆け上がるハーランドとはいえ、マテウス氏は若手の育成に定評あるドルトムントから着実にステップアップを目指すのが理想だと考えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)