「ここはマンチェスター」 元英代表FWが日本の都市を称賛、「感動」の出来事とは?
J1札幌で在籍4シーズン目を迎えるFWジェイ、札幌の都市とファンについて言及
J1北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイは、今季でJリーグ6シーズン目を迎えているなか、「ここはマンチェスターのようだ」と日本の都市を表現した一方、ファンを手放しで称えている。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトのインタビューで語った。
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現在38歳のジェイは名門アーセナルの下部組織で育ち、イングランドの複数クラブに加え、イタリアのペルージャでもプレー。2014年にタイのムアントン・ユナイテッドに移籍すると、翌年にジュビロ磐田へ加入した。1年目からJ2リーグ戦32試合20得点を記録してJ1昇格に貢献すると、2017年途中から札幌に加入し、今季で在籍4シーズン目を迎えている。
そんなジェイがAFCのインタビューに応じ、「札幌が本当に好きだ。いつも活気があって、人々も、ファンも、スタジアムも素晴らしい。ある意味、ここはマンチェスターのような街だ。ロンドンに比べれば小さいかもしれないけれど、繁盛していて、バーやクラブ、レストランもある」と感銘を受けた様子。さらに「本当に素敵な街で、私の家族もここにいることを楽しんでいる」と口にしている。
その一方、札幌サポーターの存在もジェイの心を捉えたようだ。「ブーイングを聞いたのは数回だけで、それも相手チームに対するものだった。ファンは本当に情熱的だ」と語る。また「息子が生まれた時の良い思い出がある」と切り出し、次のように続けた。
「(生まれた後の)ホームゲームで、巨大な横断幕が掲げられていた。『ジェイ、新しい誕生が最高のものであることを願っています。新しい門出が幸福に満ちたものでありますように。札幌市は100%応援しています』。予想していなかったから、本当に感動したし、ファンの方々の思いやりが伝わってきた。息が詰まるぐらい感情が湧き上がってきて、私も家族もとても幸せな気持ちになった」
ジェイは札幌への秘めた思いとともに、ファンへの感謝を示していた。