ブンデスリーガがビデオ判定を試験導入 最新技術で誤審減少につながるか

2年間のプロジェクト参加を正式発表

 ドイツ・フットボールリーグ(DFL)とドイツサッカー連盟(DFB)は、今後2年間に渡り、試合中のビデオ判定を試験的に導入するプロジェクトに参加すると正式に発表した。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 サッカーに関するルール制定などを行う組織、国際サッカー評議会(IFAB)が、3月5日にウェールズのカーディフで行われる年次総会で承認した後、国際サッカー連盟(FIFA)にプロジェクト参加の申請書が提出される運びとなっている。

 このビデオ判定はゴールはもちろん、レッドカードやPK、選手の暴力行為があったかどうかなど、判断の難しいジャッジの際に審判団を補助する目的で使用されるもの。明らかな誤審を防ぐことができると期待されている。

 2014年ブラジル・ワールドカップで導入されて話題となり、その後ブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエAなどで導入されたゴールライン・テクノロジーと同様、サッカー界に新たな最新技術が持ち込まれることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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