モウリーニョにクラシコで目潰しの前科

　バルセロナ時代のモウリーニョ氏はファン・ハール監督の通訳として、現役時代のグアルディオラ氏と“共闘”したこともあるが、バルサとレアルというクラシコの舞台でしのぎを削ってきた。特に2011年に行なわれたスペイン・スーパーカップのクラシコでは、レアルを率いたモウリーニョ監督が当時バルサのアシスタントコーチを務めていた故ティト・ビラノバ氏に目潰しを仕掛けるという暴挙に出た。現在でもペップの容姿にモウリーニョが噛みつくなど、舌戦を繰り広げており。その関係性は修復に至っていない。両者が指揮官として合いまみえた公式戦での対戦成績は、グアルディオラ氏が7勝3敗6分けと分がいい。

　超豪華な名将対決が決定すれば北京か上海での再会となりそうだが、そのピッチで両者は和解を果たすのだろうか。目潰しは再び炸裂するのか。親善試合とは思えないほどの熱の籠った、全世界注目のダービー戦となりそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images