英雄ジェラード、伝説の30m弾丸ボレーに再脚光 後半ATの“神業”に驚愕「ばかげている!」
2006年のFAカップ決勝で決めた起死回生の同点ボレーに、クラブ公式SNSが再脚光
新型コロナウイルスの感染拡大により中断中のプレミアリーグは、6月以降に無観客での再開を目指しているとされる。そうしたなか、中断前の時点で首位に立つリバプールが公式インスタグラムを更新。2006年のFAカップ決勝で、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)が決めた“超絶ボレー弾”の動画を投稿すると、ファンから「神がかったシュート」「ばかげている!」などの声が上がっている。
リバプールの下部組織で育ったジェラードは、1998-99シーズンにトップチームデビュー。ダイナミックなプレースタイルで頭角を現し、2003-04シーズン途中からはキャプテンを務めた。14-15シーズンにリバプールを退団するまでに、04-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇などのタイトル獲得に貢献し、クラブの“英雄”として多くのファンから愛された。
今回、クラブの公式インスタグラムに投稿された動画は、2006年5月13日に行われたFAカップ決勝でジェラードが決めた2点目のゴールだ。ウェストハムとのファイナルで、リバプールは2点を先取されてしまう。1点を返して迎えた後半、ジェラードが同点ゴールを挙げるも、ウェストハムに再び勝ち越されて試合はアディショナルタイムへ。それでも諦めないリバプールは、敵陣ゴール前へのフィードが一旦クリアされたが、そのこぼれ球に反応したジェラードが、ゴールまで約30メートル付近から右足を一閃すると、ハーフボレー気味のシュートがゴール左へ突き刺さり、起死回生の一撃に。その後、延長戦を戦って迎えたPK戦を3-1で制したリバプールが、FAカップを制した。
「スティーブン・ジェラードからの驚愕の一撃!! とてつもないゴール、重要な瞬間」と綴られたインスタグラムのコメント欄には、ファンから「神がかったシュートだった」「ばかげている!」「マーベラス」など、ゴールが決まった瞬間に対する驚きの声が上がっている。チームを救う劇的な一撃だったこともあり、ファンに特大のインパクトを与えたのは間違いなさそうだ。