中国への“爆買い移籍”はブラジル代表入りにマイナスだ! チェルシー司令塔が警告発す

ウィリアンがシャフタール時代の同僚テイシェイラに忠告

 チェルシーのブラジル代表ウィリアンがウクライナ強豪シャフタール・ドネツクから中国1部江蘇蘇寧に5000万ユーロ(約63.5億円)に電撃移籍したMFアレックス・テイシェイラ対し、中国行きがブラジル代表としてのキャリアにマイナスになると警告している。英フットボール情報サイト「Squawka」が報じている。

「彼の中国の成功を祈るよ。金銭的な部分が彼の決断の最も重要なテーマになったと思う」

 シャフタール時代に同僚だった親友テイシェイラに、ウィリアンはこう語っていた。アジアフットボール史上最高額でウクライナから中国に移籍したテイシェイラはクロップ監督率いるリバプールからオファーを受けていた。3200万ユーロ(40.6億円)でオファーを出し、テイシェイラもプレミア移籍を熱望する発言をしていたが、シャフタール側がこれを固辞。中国行きの運命となった。

「彼はすごく良い選手だし、プレミアリーグにも適応できる。個人的には、彼にはプレミアリーグや他のヨーロッパのビッグクラブに移籍することができたら、嬉しかった。それがセレソン(ブラジル代表)でプレーするチャンスを増やすはずだった」

 元U−21ブラジル代表のアタッカーだが、フル代表経験はない。欧州やプレミアリーグとレベル的に比較できない中国でのプレーは、ブラジル代表のキャリアを模索する上でマイナスになるという。

 

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