久保建英、レアル復帰の可能性は? 現地メディアが戦力分析「ジダンの中盤計画で…」
現状では来季も再びレンタルでの武者修行が濃厚も…主力の高齢化が進む2022年がカギか
マジョルカの日本代表MF久保建英は、今季終了後にレンタル期間が満了となり、去就は保有権を持つレアル・マドリードに委ねられる。レアル専門メディアは高齢化が進む中盤の分析を行い、久保についても触れている。
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2019年夏にFC東京から名門レアルに完全移籍した久保は、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを挙げると、一度はベンチ要員に降格するも再びスタメンの座をつかみ、ここまでリーグ戦24試合で3得点をマークしている。
マジョルカへのレンタル期間は今季終了まで。久保本人はレアルでのプレーを目標とし、4月中旬にはスペイン紙「AS」で「あそこで居場所を勝ち取るのはとても難しいけど、しっかり練習し続けてチャンスを待つ。その機会が訪れた時には、それを無駄にしない」と力強く語っていた。
レアル専門メディア「Defensa Central」は、新型コロナウイルスの影響で今夏の移籍市場での補強は多くを望めないと展望。中盤においては今年35歳となるクロアチア代表MFルカ・モドリッチの後釜として、現在レアルから期限付き移籍している元ノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴール(レアル・ソシエダ)を呼び戻す予定で、それが上手くいかない場合は伸び盛りのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデに期待を懸けるとしている。
記事では、ジネディーヌ・ジダン監督が獲得を要望しているとされるフランス人MFエドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ)、フラメンゴから獲得してカスティージャ(Bチーム)でラウール・ゴンザレス監督から高い評価を受けているU-23ブラジル代表MFレイニエルを挙げつつ、久保についても触れた。
「ジダンの中盤計画で別の名前としては、久保とラヤン・チェルキ(リヨン所属の16歳フランス人FW)がいる。日本人選手はマジョルカで並外れたシーズンを送ってきているが、出場機会が滞ることがないように、マドリードとしては再びレンタルに出したいと考えている」
久保に関しては、レアルとしては出場機会を優先して2020-21シーズンは再度レンタルに出すプランがやはり有力だという。しかし、その一方で「2022年には(ブラジル代表MF)カゼミーロ、(スペイン代表MF)イスコ、(ドイツ代表MFトニ・)クロースの(徐々に)パフォーマンスが落ちるだろう」と既存戦力の年齢的な衰えを指摘しており、中・長期的なビジョンで言えば、久保がサンティアゴ・ベルナベウのピッチに立つ可能性は十分ありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)