武藤嘉紀、マインツ時代の“節目ヘッド弾”に海外メディア再注目 「アジアンスターの1人」

3年前の5月13日、フランクフルト戦で決勝点を挙げ、1部残留に向けて大きく貢献
ブンデスリーガは、ドイツ政府から許可が下りたことで、新型コロナウイルスの影響で中断していたシーズンを16日に再開させることを決定した。海外メディアは3年前に生まれた日本代表FW武藤嘉紀(当時マインツ)の豪快ヘディング弾に、再びスポットライトを当てている。
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慶應義塾大出身の武藤は、在学中だった3年時の2014年にFC東京とプロ契約。同シーズンに33試合13ゴールを挙げると、翌15年は前半戦だけで17試合10ゴールを記録し、ドイツ1部マインツへの完全移籍を果たした。
18年夏にイングランド1部ニューカッスルへ移籍するまで3年間在籍したが、今回衛星放送「FOXスポーツ」アジア版公式ツイッターは、ブンデスリーガの再開に合わせ、武藤が17年5月13日に行われたリーグ第33節フランクフルト戦(4-2)で決めたゴールを取り上げた。
「ブンデスリーガのアジアンスターの1人で、マインツで66試合20ゴールを挙げたいまだお気に入りの選手。ブンデスリーガが再開されるので、3年前の今日ヨシノリ・ムトウが決めたこの素晴らしいヘディング弾を振り返る」
試合はマインツが2点ビハインドのなかで、後半15分から2分間で2ゴールを挙げて同点。迎えた後半31分、途中出場の武藤が元スペイン代表FWボージャン・クルキッチからのクロスを高い打点のヘッドで合わせてゴール左隅に突き刺し、値千金の決勝弾となった。ブンデスリーガでの日本人通算200ゴールという節目の得点は、チームの1部残留をほぼ決定づける価値ある一撃としてクラブ史に刻まれている。
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