バルサ&ユベントス、”NBAスタイル”の大型トレードか 財政難で複数選手を組み合わせ
来季の補強に動くも新型コロナの影響で財政難…複数選手組み合わせのトレードが軸か
現在のサッカー界は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公式戦の多くが中断しているが、その影響は来シーズンにも及ぶことが確実視される。財政負担が各クラブにかかるなか、イタリア紙「トゥット・スポルト」はユベントスとバルセロナが“NBAスタイル”の大型トレードを模索していると報じている。
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新型コロナウイルスの感染拡大は、3月中旬で欧州サッカーをほぼストップさせた。イタリアのセリエAもスペインリーグも中断となり、両国を代表するクラブである両者も財政的に厳しい状況にある。双方ともに選手と給与カットで合意するという報道があった。
一方で、来季に向けた補強は進めるべき事項になる。そうしたなかでキャッシュに不安を抱えながらの交渉よりは、複数選手を組み合わせて対等な評価になる交換トレードを模索しているという。その中には、数人のキープレーヤーが指名されている。
主力クラブの選手で言えば、ユベントスからはボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ、バルセロナからはブラジル代表MFアルトゥールがトレードのメインになるという。そこにユベントスからはイタリア代表DFマッティア・デ・シリオ、同DFダニエレ・ルガーニ、ジェノアに期限付き移籍中のアルゼンチン人DFクリスチャン・ロメロの3人、バルセロナからはポルトガル代表DFネルソン・セメド、シャルケに期限付き移籍中のフランス人DFジャン=クレール・トディボが組み合わせの候補になっているという。
ピャニッチとアルトゥールのトレードを軸に、双方からさらに複数の選手が組み合わせられる形で利害関係を調整し、現金をやり取りしない交渉が模索されているとした。いわゆる“コロナ後”のサッカー界では、こうしたトレードを軸にした交渉が主となり、近年は高騰の一途だった移籍金で全てを解決する交渉は減っていくのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)