英代表DF、プレミア“6月再開案”に反対表明 「フットボールについて話すべきではない」
再開に不安を覚える選手も少なくないなか、ニューカッスルのローズが声を上げる
イングランド代表DFダニー・ローズがプレミアリーグの6月中の再開案に反対。英国内で新型コロナウイルスによる死者が3万人以上出ている状況で「フットボールについて話すべきではない」と語った。英公共放送「BBC」が報じている。
約2カ月間の中断が続くプレミアリーグ。各クラブが“プロジェクト・リスタート”と銘打って議論を重ねており、現在は6月上旬に無観客試合で再開される案が浮上している。
試合が行われず、クラブの財政に深刻な影響を及ぼすことが懸念されており、リーグ側はシーズンの完了を目指している。その一方でやはり再開に不安を感じている選手もいる。その1人がトッテナムからニューカッスルに期限付き移籍中のイングランド代表DFローズだ。
「数字が大きく減少するまではフットボールの話をするべきではない。人の命が危険に晒されている」
英国では5月11日までに新型コロナウイルス感染による死者が3万2065人まで増えている。ローズはこの事態が収束に向かうまでは、シーズンを再開させることが得策ではないと主張。再開案に反発した。
マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロも選手たちが再開を「怖れている」と語っており、実際にプレーする側の人間からはリスクが高いなかで試合を行うことを不安に思う声も多数上がっている。
ゼロリスクのままシーズンを再開することは事実上不可能な状況だが、プレミアリーグは目標とする6月中の再始動を実現させることができるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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