名FWシアラー、今季のプレミアベスト11選出 首位リバプールで“驚き”の選外となったのは?
リバプールから5人を選出も、GKにはアリソンではなくヘンダーソンを選出
元イングランド代表FWで、現在は解説者を務めるアラン・シアラー氏が、2019-20シーズンのプレミアリーグのベスト11を選出。新型コロナウイルスの被害拡大によるシーズン中断まで首位を走っていたリバプールから、5選手が選出された。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
シアラー氏が選出した2019-20シーズンのプレミアリーグ・ベストイレブンには、ユルゲン・クロップ監督の率いるリバプールから5選手が入ることとなった。首位を独走していたリバプールから半数に近い選手が選出された一方、そのなかにGKアリソンが含まれていないことは、驚きの一つと言える。
シアラー氏がGKに選んだのは、シェフィールド・ユナイテッドのGKディーン・ヘンダーソン。「(リバプールの)アリソンを外すのは難しい選択だったが、今季のシェフィールド・ユナイテッドは最も大きな話題の一つだったし、ヘンダーソンはその成功のカギを握る存在だった。10試合を無失点で終え、スターの階段を上っている」と、理由を語っている。
4枚で構成される最終ラインには、リバプールから3選手が選出されている。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、そしてリバプール以外からはレスター・シティの北アイルランド代表DFジョニー・エバンスが名を連ねた。
シアラー氏は特殊な4-2-4の布陣を選択。MFとして選ばれた2人は、リバプールのキャプテンであるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンと、シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだった。
シアラー氏はヘンダーソンを「リバプールにとって、とてつもなく重要な存在。疲れ知らずで、ボールを奪い取る力に長けている。最終ラインが攻めあがった背後を埋めている。飛び抜けているのは、そのリーダーシップだ。チームに大きなエネルギーを与え、攻撃面でも3得点5アシストと貢献している」と絶賛した。