元C大阪フォルランが“最高の一日”を回顧 「衝撃的」と語る忘れられない光景とは?
アトレティコに在籍した2010年のEL優勝を回想
日本のJ1セレッソ大阪にも在籍した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン氏が、自身の現役時代を振り返り、スペインのアトレティコ・マドリード所属時の“最高の瞬間”を明かしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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現在、ウルグアイの首都モンテビデオにいるフォルランは、「フルハムとヨーロッパリーグ決勝で対戦した日、それとスーパーカップが行われた日は、僕にとって特別だったし、アトレティコ時代で最も幸せな時だったね」と、スペインでの日々を振り返った。
ちょうど10年前の2010年5月12日、UEFAヨーロッパリーグ決勝に出場したフォルランは、二つのゴールを記録。延長戦の末にアトレティコは2-1で勝利し、長年にわたって無冠だったチームにタイトルをもたらしたヒーローとなった。
19日に41歳となるフォルランは現在、母国ウルグアイの強豪ペニャロールでコーチを務めている。10年前を振り返り、「あの試合について覚えているのは、とても拮抗した試合だったことだ。それでも、90分のなかでは僕たちがやや優勢だった。延長戦に入ってからは、『PK戦にもつれたくない』とばかり思っていたよ。PKを蹴る選手たちの自信にも影響があったからね。90分で勝利に値するプレーをしたチームがPK戦で負けることはよくあることだ。僕はPK戦までもつれたくなかったんだ」と、当時の心境を明かしている。
それでも、延長後半にフォルランが決勝ゴールを挙げ、ドイツのハンブルクで行われた一戦をアトレティコは制することになった。
「グループとしての喜びだった。誰が点を取ったかは重要ではなく、僕たちはみんなで喜んでいたよ。重要なことは勝つことだった。そして幸運なことに、僕たちは試合終了まで3分を残した117分に、それを達成できた」
もう一つの忘れられない光景は、この優勝を達成した後、赤と白に染まったマドリードの街並みだったという。「衝撃的だったよ。アトレティコは有名なクラブで、とても多くのファンがいる。でも、赤と白に染まった街並みには目を奪われた。僕の妻は、当時、その光景を見ることができなかったんだ。だから、その場所に行くと必ず『ここが赤と白に染まったんだよ。信じられるかい?』って話すんだ」と、10年前を回顧していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)