久保建英がシミュレーション? “ドリブル失敗”にレアル専門メディア注目「コミカルな転倒」

練習中にボールに躓きバランスを崩して転倒「ビデオ判定でタケにイエローカード?」
スペイン1部マジョルカは現地時間9日、個人トレーニングを再開した。日本代表MF久保建英も外でボールを蹴れる喜びを噛み締めるように、笑顔でドリブルする様子がクラブ公式SNSでアップされていたが、新たにマジョルカ公式ツイッターが珍シーンを投稿。保有権を持つレアル・マドリードの専門メディアまで反応するなど注目を集めている。
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スペイン政府は4月末に段階的なロックダウン(都市封鎖)解除の方針を示し、各クラブが新型コロナウイルスの確認検査を実施。マジョルカは久保ら所属選手が、6日に粘膜や口内の唾液の採取、採血などを受けたことがクラブ公式SNSでも報告された。
ウイルス感染者は確認されなかったようで、マジョルカは9日から練習を再開。クラブ公式インスタグラムとYouTubeチャンネルでは、他の選手と距離を取りながら久保がドリブルし、右足裏でボールを引き、体を捻りながら左足インサイドで進行方向に蹴り出す軽快なテクニックを披露するシーンも公開されていた。
そしてマジョルカ公式ツイッターは11日、新たな練習動画をアップした。ポールをターンした久保がミニゴールにシュートを放ち、跳ね返ってきたボールを拾って逆方向にドリブルし始めたところで、ボールに躓いて転倒し「大」の字になる瞬間があった。すぐに起き上がり、軽快なドリブルで他のミニゴールにシュートを決めた久保だが、投稿では「ビデオ判定(VAR)でタケにイエローカード?」と冗談交じりにシミュレーションを指摘している。
これには、保有権を持つレアルの専門メディア「Defensa Central」も「コミカルな転倒」と着目。それと同時に、「クボはレアル・マドリードの未来への大きな希望の一つ」と久保への称賛の言葉も添えている。
長い自粛期間を経て、練習再開に久保もリラックスしながら練習に臨めているようだ。