ファン・ダイクはプレミア史上最強DF 元シティ主将が“テリー&ファーディナンド超え”に太鼓判
プレミア歴こそ短いが、ファン・ダイクのチームにもたらす影響力をコンパニは評価
マンチェスター・シティのレジェンド、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ(現アンデルレヒト)が、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクをプレミアリーグ史上最高のディフェンダーだと絶賛している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
ファン・ダイクは2018年1月にサウサンプトンからリバプールに移籍後、すぐさまレギュラーに定着。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献し、2019年度のバロンドール投票ではバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ2位に入るなど、名実ともにトッププレーヤーの仲間入りを果たした。
長年チェルシーで活躍した元イングランド代表DFジョン・テリー氏や、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏と比較すると、プレミアリーグ歴はまだ4年半と短いファン・ダイクだが、すでに2人を超えるほど十分な功績を残していると、コンパニは英メディア「SPORF」で語っている。
「不思議だ。なぜなら、彼(ファン・ダイク)は、ジョン・テリーやリオ・ファーディナンドというような選手ほど長くプレミアでプレーしていない。彼らは長い間、プレミアでプレーしていた。しかし、ここ数年間で彼が見せたものは、以前からトップクラスにいること、そしてすでに彼らを超えているということを明確に表している」
コンパニは、ファン・ダイクがチームにもたらす“影響力”を高く評価しているという。
「チームへの影響という面では、ディフェンダーにとって重要なのは個人ではなく、他の選手とコミュニケーションを取り、どのようにしてチームをより結束させるかだ。ファン・ダイクが加入する前と後のリバプールは、完全に組み立て方が異なる。それが、私が彼を選ぶ理由だ」
ファン・ダイクは残りのキャリアでさらにタイトルを積み重ね、名実ともに“歴代最高DF”に上り詰めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)