欧州CL出場権獲得を使命に残留

「僕たちは3位に到達できると思っています。今は結果がついてきていないですが、これから良い結果を出せると思いますし、それを信じないと。僕らはCLでプレーすべきですし、2回出場したことがありますけど、信じられないような大会です。今、僕らは良い仕事をしています。でも、サッカーでは今のようなこともあるんですよ。僕らは巻き返したいと思っていますし、そうできますよ」

　そのためにも、次節のフィオレンティーナとの直接対決は、3位を争う上で大きなゲームになる。今季の初対戦では本拠地で1-4と完敗を喫した相手だが、長友はそれを忘れるべきだと話している。

「ミスをしてはいけないですね。前回のことは忘れて、ポジティブな気持ちで臨まなければ。1対1で勝利することがチームの勝利につながります」

　日本が誇るダイナモは、あらためて世界的な名門からのオファーを断ってまでインテル愛を強調している。今やインテルの最古参となった男は、チームをCLの舞台に導くために全力で戦っている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images