Jリーグ、再開日程の決定は先送りへ 判断は5月20日以降か…再流行の恐れを懸念
NPBとの連絡会議を開催 「長期な視点で準備していかなければ」
JリーグとNPB(日本野球機構)は、新型コロナウイルス対策連絡会議の会合と合同会見を11日に開催した。座長の賀来満夫氏(東北医科薬科大特任教授)が率いる専門家チームの助言を受け、ウェブ会見に出席したJリーグの村井満チェアマンは再開日程の決定を先送りにする方針を示した。
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日本中に蔓延している新型コロナウイルスの影響でJリーグは2月にJ1、J2の開幕節を迎えたあと、中断が決定。その後、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1が再開予定だったが、4月3日に白紙に戻すことで合意した。政府からは同7日に5月6日までの緊急事態宣言が出され、現在は5月末まで延長が決定している。
現状は緊急事態宣言の解除に至っていない一方で、地域的には緩和される傾向にある。ただ、感染状況を判断するのに必要な期間は2週間後とも言われており、専門家チームからは現時点では「開催の日時を決めることは難しい」と意見があった。
今後は5月20日を目途に状況を見極める方針。スペインなど欧州では一部で個別練習がスタートしたり、ブンデスリーガは再開が決定している。そのなかでも、村井チェアマンは「今日の連絡会議では再開日程の議論はしていないが、スポーツ文化を守るために野球界サッカー界その他も含めてリスクを抑える準備をする目線合わせができた。再開しても再流行する場合もあり、長期な視点で準備していかなければいけない」とし、慎重に再開時期を決定する運びとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)