「どっちのほうが良いゴール?」 “アンリvsマネ”…超絶ヒールシュート比較映像に反響
難しいアングルのアンリと、ループを放ったマネの比較にコメント欄が白熱
世界最高峰と称されるイングランド・プレミアリーグでは、これまでに数々のスーパーゴールが生まれてきた。リーグ公式SNSは過去の二つのヒールキックによる“ゴラッソ”を比較。「どっちのほうが良いゴール?」と綴り、動画で紹介している。
一つ目はアーセナルのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリの一撃だ。元オランダ代表FWデニス・ベルカンプのスルーパスに元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェスが抜け出すと、ターンからクロス。ペナルティーエリア内で受けたアンリは、DFを背負いながらも粘り強くボールをキープすると、ゴールに完全に背を向けた状態から右足でヒールシュートを放った。
マークしていたDFは必死に足を伸ばしてブロックしようとしたが、届かず。GKも不意を突かれたシュートは見事にゴールネットを揺らしていた。
もう1本はリバプールのエースとして活躍を続けるセネガル代表FWサディオ・マネのもの。2018-19シーズン終盤のワトフォード戦でのゴールだ。右サイドのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがクロスを上げると、ペナルティーエリア内で待ち構えるマネの下へとピンポイントで届く。
マネはトラップに失敗してゴールに背を向ける形となってしまうものの、慌てることなくバックヒールで浮き玉のシュート。これが前に出てきたGKの頭上を越すループシュートとなった。
どちらも高難易度の技であり、それぞれに称賛されるべきポイントは違うなか、投稿のコメント欄は大盛り上がり。シンプルに好むゴールの選手名を挙げる声が多いなか、「リバプールファンだが、アンリのほうが難しいアングルだ」「マネはヒールでループを打っている」と優れている部分を指摘するコメントや、「どっちもすごくて決められない」と“嬉しい悲鳴”も寄せられていた。
2000年代のプレミアリーグを華やかに彩ったアンリと、現在進行系でリバプールの躍進を支えるマネ。プレミアリーグが中断されているなか、二つの“ゴラッソ”はファンの心を鷲掴みにしたようだ。