DFBポカール準決勝の組み合わせが決定 香川所属のドルトムントは原口のヘルタと対戦

一方でバイエルンとブレーメンの名門対決

 DFBポカール準決勝の対戦カードの組み合わせ抽選が行われ、4季ぶりのタイトル奪還を目指すドルトムントは、ヘルタ・ベルリンと対戦することが決まった。一方のカードは、歴代最多17回の優勝を誇るバイエルン・ミュンヘンと、歴代2位の6回優勝のブレーメンという名門対決となった。

 ドルトムントは準々決勝でシュツットガルトを3-1で下し、ベスト4に駒を進めた。対するヘルタは、日本代表FW原口元気のゴールなどで2部ハイデンハイムに3-2で競り勝ち、35年ぶりとなる準決勝の舞台へたどり着いている。2季連続で決勝で敗れてきたドル トムントは、タイトル奪還に並々ならぬ思いを抱えているだろう。

 6日に直接対決(0-0)を行ったばかりの両者は、カップ戦の大一番で再戦が決まった。その時の対戦では、ヘルタの原口が先発フル出場したのに対し、ドルトムントの日本代表MF香川真司はメンバー外で、日本代表選手の直接対決は実現しなかった。

 準決勝のもう一方のカードは、リーグ首位を快走するバイエルンとブレーメンの一戦に。バイエルンは準々決勝でFWロベルト・レバンドフスキの2得点など2部ボーフムに3-0で快勝。ブレーメンは強敵レバークーゼンを3-1で撃破し、それぞれ勝ち上がった。

 いずれも、準々決勝では3得点を奪う攻撃力を見せたチームが4強に顔をそろえた。準決勝は4月19日と、20日にそれぞれ行われ る予定となっている。

 準決勝のカードは以下のとおり(左がホーム)

ヘルタ・ベルリン対ドルトムント

バイエルン・ミュンヘン対ブレーメン

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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