マンU就任間近のモウリーニョ クラブに売却を求めた2選手とは?

モウリーニョが売却を求める2人の選手

Manchester United v Cambridge United - FA Cup Fourth Round Replay

 1人目は、14年 に3700万ポンド(約63億円)で加入したMFフアン・マタ。チェルシー時代も共演した両者だが、モウリーニョ氏が自身の目指す戦術に合わないとし、当時主力だったマタを先発の座から引きずり降ろした。それがきっかけで、マタはマンUへの移籍を決断した。モウリーニョが監督に就任した場合、両者は再会することになるが、モウリーニョ氏は依然としてマタとの共闘を望んでおらず、戦力外と見なしているというのだ。

 そして、13年に2700万ポンド(約46億円)で加入したMFマルアン・フェライニもお払い箱になるかもしれない。当時指揮官を務めていた恩師デイビット・モイーズ氏の後を追う形でマンUへと移籍加入。ファン・ハール政権でも当初は、持ち前の強靭(きょうじん)なフィジカルで主力に定着し たが、今季は出番を激減させている。モウリーニョ氏もフェライニを重要な存在とは考えていないとされ、余剰戦力として放出を打診しているという。

 モウリーニョ氏は、来季プレミア参戦が決定しているジョゼップ・グアルディオラ監督(現バイエルン・ミュンヘン)率いるマンチェスター・シティら強力なライバルたちと競うべく、既に戦力調整に余念がないようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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