ジダン監督やS・ラモスも…レアル、練習再開へマスク&手袋着用で検査 会話も2m以上距離
6日に事前準備となる検査を実施…48時間以内に結果が判明
新型コロナウイルスの感染傾向が徐々に減少傾向にあるスペインにおいて、リーガ・エスパニョーラの各クラブは今週中のトレーニング再開を目指すことになった。そのなかでレアル・マドリードは現地時間6日に事前準備となる検査を実施。ジネディーヌ・ジダン監督や選手たちがソーシャルディスタンスの徹底をとったと報じられている。
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クラブの公式ツイッターアカウントでは「この日、我々は活動に戻るための第一歩を踏み出しました」との言葉とともにレアルのトレーニング場であるバルデベバスに選手たちが集まる様子を動画で配信。キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを筆頭にベルギー代表GKティボー・クルトワ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、元フランス代表FWカリム・ベンゼマらすべての選手がマスクを着用してくるまで乗り込む厳重ぶりだった。
その移動の様子だけでなく、コミュニケーションの場でも徹底されていた。ジダン監督とセルヒオ・ラモス、ベルギー代表MFエデン・アザールが久々の再開に笑顔で会話を交わしているものの、その距離は2メートル以上が保たれ、スペイン紙「マルカ」や「ラ・バングァルディア」によると、ジダン監督はマスクだけでなくビニールの手袋を手に付けるほどだったのだという。
セルヒオ・ラモスは帰宅後にSNS上で「遠かったけど……でも現場で会えてうれしいよ、ミステル(ジダン監督)!」と”リアル”の場で会えたことを喜んだ。この日行われた検査の結果は48時間以内に判明し、その結果次第でピッチ上でのトレーニングを段階的に再開していくことになる。11日に予定される個別トレーニングを前に徹底した管理は必要そうだが、徐々に戦闘態勢を整えていくことになりそうだ。