中田英寿、ローマ時代の“伝説ミドル”から19年 伊紙「控えではもったいないタレント」
トッティとの共存を目指すも…難しい扱いを受け優勝を置き土産にパルマへ移籍
結局、「当時ローマを率いたファビオ・カペッロ監督が中田と会食した場で、パンをちぎってシステムの形に並べ、君のプレーする場所はここだとセントラルMFの位置を示した」とレポートされた有名な逸話もあり、トッティとの共存が模索された。一方で、その1年半の間はどうしても難しい関係であることがメディアにも強調された。
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中田はこのゴールとスクデット(リーグ優勝)を置き土産にするかのようにして、翌シーズンはパルマに移籍した。当時のローマにおいて「過剰な力を持つトッティの控え」という難しい扱いを受けた中田だが、5月6日のユベントス戦がイタリアに大きな足跡を残す1試合になったのは間違いないだろう。